多くの製品開発チームは、エラーの減少、コストの削減、開発期間の短縮を図りつつプロジェクトを推進していくために、デザインレビューサイクルを用いています。
従来のデザインレビュー
従来は、企業が一拠点で全ての製品開発を行い、デザインレビューミーティングは、一般的に、チームメンバ同士が直接顔を合わせた形で実施されてきました。製品データ管理システムは通常、部品やモデルの更新を管理するデザインレビューサイクルと協調しており、プロジェクトチームメンバは誰でも最新のデータにアクセスして作業に取り組むことができました。
今日のデザインレビュー
しかしながら、今日では、遠隔地にあるサプライヤが製品開発のより多くの部分を担当するようになり、従来のデザインレビューの方法では逆に効果は低下し、よりコストがかかるようになってきました。よって移動時間と旅費コストがかかる出張会議は抑制され、デスクサイドでの打ち合わせのような任意のミーティングは e-mail でのやりとりに移行しています。かつてはオフィスを歩き回れば簡単にプロジェクトの進捗状況を確認できていましたが、それも今や、進捗状況追跡ツールに取って代わっています。しかも、プロジェクトのリーダは、頻繁な e-mail のやりとりや FTP へのアップロードを利用して、確実にプロジェクトのメンバの誰もが最新のデータにアクセスして作業に取り組めるように神経を使わなければならない状況です。
従来のデザインレビュー方法では、 30-40% の開発期限からの遅延を招き、さらに製品開発プロセスを通じてパートナーと共同で積み上げてきたリソース、協力関係等を損なう場合もあるのです。